球技+殴り合い+サイコロ=ブラッドボウル
最近はBlood Bowl Legendary Editionを遊んでいます。ルールを理解するにつれ、俄然面白くなってきました。元ネタのWarhammerやアメフトをほとんど知らず、長いこと購入をためらっていたんですが、もっと早く買っておけばよかったなと思います。前知識なんてまったく要りませんでした。
ジャンルは一応スポーツゲームになるんでしょうか。本当に一応。なにしろターン制アメフトゲームというだけでもユニークすぎるのに、選手はファンタジー世界の住人で、買収から殺人までなんでもありです。エルフやオークはわかるとしても、ミイラ男や混沌の化け物が真剣にボールを奪い合う光景は、なかなか普通ではありません。ゴブリン審判が笛を吹き、チアリーダーのスケルトンが腰をくねらせ、吸血鬼とオーガーのコンビが楽しそうに実況し…。徹底した悪ノリで、アメフト風の架空スポーツBlood Bowlの試合と、それを取り巻く環境を再現しています。
コンセプトこそ非常にバカバカしいんですが、二十数年の歴史を持つボードゲーム『Blood Bowl』の公式PC版なので、作っている人達は大真面目のようです。開発はフランスの会社Cyanide Studio。ここは以前、Blood Bowlに似たゲームを勝手に作って、ボードゲーム版発売元から訴えられた過去があります。両者は結局和解し、Cyanide Studioにはオフィシャルゲームの制作権が与えられました。そしてできあがったPC版は、ボードゲームの最新ルール(Competition Rules)にほぼ準拠、すべての追加変更部分はオプション扱い。オリジナルの作者とファンに、非常に気を使って作られています。
経緯としては、まず2009年にシリーズ1作目のBlood Bowlが発売されました。この時はボードゲーム版の21種族に対して8種族しかなかったんですが、パッチで1種族追加されます。パッチ適用したものをタイトルを変えて販売したのがDark Elves Edition。2010年のLegendary Editionでは、さらに11種族が追加されたほか、様々な改良が施されています。Legendary Editionは、以前のBlood Bowlとは互換性のないまったくの新作です。拡張パックではありませんし、Dark Elves Editionからアップグレードすることもできません。
日本語版は出ていません。ですがMorrowindの翻訳でも有名な英二鹿さんが、日本語化を進めておられます。
ジャンルは一応スポーツゲームになるんでしょうか。本当に一応。なにしろターン制アメフトゲームというだけでもユニークすぎるのに、選手はファンタジー世界の住人で、買収から殺人までなんでもありです。エルフやオークはわかるとしても、ミイラ男や混沌の化け物が真剣にボールを奪い合う光景は、なかなか普通ではありません。ゴブリン審判が笛を吹き、チアリーダーのスケルトンが腰をくねらせ、吸血鬼とオーガーのコンビが楽しそうに実況し…。徹底した悪ノリで、アメフト風の架空スポーツBlood Bowlの試合と、それを取り巻く環境を再現しています。
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ブラッドボウルとは: 膨らましたブタの膀胱を用いて相手チームと得点を競い合う旧世界の球技である。ルールはアメリカンフットボールを原型としているが、著しく知能の低い選手および観客に配慮して単純化を重ねた結果、今日の形となった。ランプレイ、パスプレイ、ラフプレイ、あるいは金の力によって相手チームのエンドゾーンにボールを運べば1ポイント。試合終了時の合計ポイントにより勝者を決定する。相手選手への無意味なタックル、暴言、ボールに絡まない暗殺、むさぼり食う、戦車で轢く、爆弾を投げる、その他の危険な行為は稀に反則とみなされる。万一試合中に死者が出た場合、その場に速やかに埋葬すること。また試合結果が不服ならファンはコーチを食べても良い。近年ブラッドボウルの人気は高まる一方で、ケーバルヴィジョンによる試合中継が始まると、各地の墓場からファンが蘇り、いつもは冒険者でにぎわうダンジョンもひっそりと静まり返ると言う。 |
コンセプトこそ非常にバカバカしいんですが、二十数年の歴史を持つボードゲーム『Blood Bowl』の公式PC版なので、作っている人達は大真面目のようです。開発はフランスの会社Cyanide Studio。ここは以前、Blood Bowlに似たゲームを勝手に作って、ボードゲーム版発売元から訴えられた過去があります。両者は結局和解し、Cyanide Studioにはオフィシャルゲームの制作権が与えられました。そしてできあがったPC版は、ボードゲームの最新ルール(Competition Rules)にほぼ準拠、すべての追加変更部分はオプション扱い。オリジナルの作者とファンに、非常に気を使って作られています。
経緯としては、まず2009年にシリーズ1作目のBlood Bowlが発売されました。この時はボードゲーム版の21種族に対して8種族しかなかったんですが、パッチで1種族追加されます。パッチ適用したものをタイトルを変えて販売したのがDark Elves Edition。2010年のLegendary Editionでは、さらに11種族が追加されたほか、様々な改良が施されています。Legendary Editionは、以前のBlood Bowlとは互換性のないまったくの新作です。拡張パックではありませんし、Dark Elves Editionからアップグレードすることもできません。
日本語版は出ていません。ですがMorrowindの翻訳でも有名な英二鹿さんが、日本語化を進めておられます。
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