KotCの続編について
Knights of the Chaliceの続編、Fantasy World Engineを遊べるのは、残念ながらだいぶ先のことになるようです。KotC作者のPierre Begue氏がRPG Watchに明かしたことによれば、いま作っているのは続編ではなく軽めのRTSなんだとか。
Begue氏は理由を次のように説明しています。
実際のスクリーンショットではなく、こんな見た目を目指したいとして貼られた画像。TRPGで使うマップ表示ツールだと思います。
Begue氏は理由を次のように説明しています。
- 完成まで何年もかかるゲームより、まずは数ヵ月で仕上がるものをつくりたい。
- KotCのエンジンを使いまわす場合、続編はまたもや低解像度でMIDI音楽、Windowsオンリーになってしまう。インディーズRPGの売り上げの半分はMAC版によるものとも言うから(2年前の話)、続編ではWindows以外にも対応したい。見た目もEschalonやThe Temple of Elemental Evilレベルにできたらいい。Neverwinter Nightsのようにユーザーが作った冒険を遊べるようにもしたい。だから流用するのではなく、一から作り直すことにした。
- 当然それには時間がかかる。RTSと続編は共有できるコードが多い。例えば視線の処理とか。RTSをつくることは続編の土台を築くことにもつながる。
- かといって続編をリアルタイム戦闘にするわけではない。
- RTSで大金を稼ごうとは思っていない。
- Dune2000に近いが、クローンではない。
- より少ないユニット、しょぼいグラフィックス、でも優れたAI(予定)とマップエディターをつける。
- 完成時期はまだわからない。続編よりは早く発売したい。
- Windowsだけでなく、MACやLinuxでも発売する。
- 2Dトップダウン視点、ターン制戦闘、4~6人パーティ制。
- キャラ作成で選べるクラスや種族は、KotCの倍以上に増やす。
- KotCと同じくプレステージクラス(上級クラス)はなし、マルチクラスも不可。
- 作ったキャラクターで複数のモジュールを遊んでいく形式にする。
- ユーザーがモジュールを作成できるようにエディターをつける。
- アイテム作成はなくなる。「ドアごしに物音を聞く」も同様。
- キャンプに回数制限をつける。
- Win / MAC/ Linuxで発売。
- 今現在、開発は初期段階のままストップしている。

実際のスクリーンショットではなく、こんな見た目を目指したいとして貼られた画像。TRPGで使うマップ表示ツールだと思います。
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