SPG しばらく遊びました + Tips
SPGの、たぶん最初の有名サイトによるレビューが公開されました。個人サイトながら新作ゲームを大量に、わりと辛口にレビューしていくことで有名なOut of Eightで、8点中7点とかなりの高評価です。
http://www.outofeight.info/2010/12/starpoint-gemini-review.html
さて、v1.0.0.3でメインシナリオをしばらく遊びました。プレイするうちに、初見ではわからなかった不親切さ、作りこみが荒い部分など、悪い面は確かに見えて来ました。対処法を知らない限りゲームをまったく進行できなくなる致命的なバグもありました(ジャンプバグ、v1.0.0.4で修正済み)。ですが。ですがそれ以上に楽しくなってきました。この楽しさがゲーム終了まで持続するといいなあ。
わざわざメインシナリオ(Starpoint Gemini)とフリープレイ(Life Goes On)をわけてあるので、メインの方は自由度が相当制限されているのではと心配でした。でもそれは杞憂でした。ミッションの合間に、豊富に自由行動時間があります。次のミッションが開始されるトリガーは明確に示されますから(○○というステーションへ行け)、それを避けている限り好きに遊べます。ミッション遂行中でも行動の縛りはゆるめで、道草もある程度可能です。時間制限のあるミッションも見ていません。
ストーリーミッションは、仲間との共同作戦がほとんどです。序盤から複数隻が入り乱れて戦うミッションが続き、カットシーンやスクリプトイベントを多用して、単調にならないよう工夫されています。こういったスペースSFもので、エイリアンがまったく登場しない、人間だけの物語というのはわりと珍しいですね(そのうち登場するのかもしれません)。声優の棒読みに加え、登場人物がマンガ的に軽口を叩きまくるのであまり緊張感はありませんが、 Stasis Rift(主人公が浦島太郎化する原因となった異常現象)にまつわるお話が、よくある帝国からの独立運動ストーリーにスパイスを加えています。
以前ノーマルでも難易度が非常に高いと書きました。でも、これは本当の序盤だけの話でした。オープニングの後しばらくは、自艦が弱すぎて逃げ回るだけの戦闘ですが、船を乗り換え装備をそろえていくと、積極的に戦えるようになります。金や経験値に関しても、いわゆる「苦行」を繰り返さなくても自然とたまっていきます。けっして簡単なゲームではありません、戦術や相手を間違えるとあっさり撃沈されますが、戦闘中以外いつでもセーブできますし、難易度選択も可能なので、特に苦にはなっていません。
ストーリーを離れて、何ができるか。自由に行動する面白さがあるか。
ストーリーミッション以外でできることとして、最大のものは、ステーションで受けられる数百個のCommision(フリーランスミッション)になるでしょう。ランダム生成ではなく手作りということですが、しかしまるでランダム生成されたかのような、単純なお使い仕事ばかりです。数種のパターンの繰り返しで、凝ったストーリーミッションとは比較になりません。目的地への移動も含めて、早ければ1分かからず完了してしまいます。報酬は口座に自動振込みで、ミッション完了通知すらないあっけなさです。でもそのあっけなさが、サクサク進むテンポのよさを生み出しているのも確かで、金を稼ぐ手段としては有効です。 依頼主・ターゲットの所属によって各勢力の好感度が上下しますから、こなしていく意味はあります。ただそれ自体が面白いかとなると、そうはなっていません。
ゲームの舞台であるGemini星系は51個のセクターから構成されます。ひとつひとつのセクターは端から端まで高速船で1分かかるかどうか。この手のゲームでは狭い方でしょう。でもセクターごとの区別は、付けられている方だと思います。背景テクスチャーが異なるだけでなく、ネビュラやアステロイドベルト、アノマリー(異常現象)の配置が風景に変化を与えています。売っているパーツ、船、依頼も異なり、特定の場所でしか起きないイベントもたまにあります。 セクターを探索すれば、あちこちに鉱石を含むアステロイド、物資を積んだままの残骸やコンテナが漂流していて、これらは馬鹿にできない収入源となります。
Gemini星系に群雄割拠する10数個の勢力は、同盟/敵対しあって複雑にもつれあい、それぞれが主人公に対する好感度を持っています。どの依頼を受けるかなどによって好感度が変化し、高くなれば味方、低くなれば敵になります。セクターからセクターへ旅すると、セクターの支配勢力が変わり、 行き交う船のデザインが変わり、ステーションへの道すがら目撃する小競り合いの参加勢力も変わります。小競り合いの発生はあくまでランダムで、それによって勢力図が変わっていくような複雑さは一切ありませんが、それにしてもSPGの宇宙はとてもにぎやかです。あちこちのセクターを飛び回りながら世界を見て歩く楽しさは、事前に思っていたよりもあると感じました。
交易に関しては、正直言って現段階ではまともに機能しているかどうか微妙です。あるものをどこで売れば儲けが出るのか、さっぱりわかりません。一切のヒントが与えられないので、自分で情報を集める必要があります。そこで問題となるのがインターフェースの不親切さです。交易品リストには値段が表示されておらず、その品物の宇宙全体での平均価格を知るには右クリック、そのステーションでの買値、売値を知るには実際に売買ウィンドウを表示させる必要があります。これを各ステーションごと、数十個の交易品についてすべてメモしていかないと、有効な交易ルートがわからないというのはいくらなんでも。しっかりとした経済システムが背後に動いているならそれでも研究しがいがありますが、残念ながら値段は、セクターがロードされるたびにランダムで決定されているようです。ある程度の法則性はあるにしろ。
そんな状態なので、拾った品を処分する目的以外では、交易システムはほとんどさわっていません。一応、トレードステーション(普通のステーションではな く)では一部の品が平均価格以下で買える可能性が高いこと、それを大型船に大量に積みこんで他で売りさばけばそれなりに儲かることはわかりました。 交易品売買でも経験値が入るので、商人プレイも不可能ではないと思います。しかし面倒すぎる。戦闘艦なら、同じ額を稼ぐのに、フリーランスミッションや戦闘の方がずっと手軽で早いです。
全体として、ストーリーの合間の息抜き、もしくは強化目的でこなしていく分には、わき道に逸れてもしばらく退屈しないだけのコンテンツがあると思いました。ですが放浪のみを楽しもうとすれば、フリーランスミッションと交易という二大要素がどちらもいまいちなため、飽きは早いかもしれません。SPGのフリーローミング的な要素は、あくまでサブと考えた方がいいのかなと思います。そこらへんは今後のパッチなり拡張パックなりで改善していって欲しいです。
戦闘は面白い! 最初はまあこんなもんかという感じでしたが、ゲームを進めてできることが増えるにつれ、大好きになってきました。Star Furyの楽しさ再びという感じです。
インプレの繰り返しになりますが、このゲームの戦闘は帆船同士の砲撃戦を扱ったゲームとよく似ていまして、ジョイスティックなどで操作する一般的なスペースコンバットシムのそれとは全然違います。移動はマウスで向きと速度をクルーに指示する形ですし、敵の攻撃は右クリックでロックオンしたら後は自動照準です。パイロットとしての操縦技術ではなく、艦長としてのうまい指示出しが求められる戦闘になっています。
敵が反撃できない背面に回りこみ、後部シールドをハッキングして無効化、無防備になったところに一斉射撃してエンジン破壊、動けない敵の砲塔をひとつひとつ破壊しつつ……というような、次の一手を考えながらの込み入った戦いがたまりません。クローキングで姿を消したり、兵士を乗船させて乗っ取ってしまったりと、いろいろできて飽きません。小型艦でもスピードと戦い方しだいで、大型艦を倒せるのも好きなところです。敵AIの動きにも特にお粗末だと感じる部分はなく、ちゃんとしていると思います。
ただ、全部で30種類もあるマニューバーがなぜか同時に5個までしか使えない(クィックスロットの枠が5個しかない)という巨大すぎる欠陥を筆頭に、インターフェース面で改善して欲しい点はたくさんありますが……。
このゲームには経験値とレベルという、この手のゲームではあまり見ない要素があります。そこが気に入らないからSPGは買わない、俺は純粋に艦のスペックと技術で勝負したいんだ、という意見をネットで何度か読みました。でもレベル上昇による強化は、マニューバーの効果と、Perkによってダメージなどにボーナスが多少つくぐらいです。艦の強さはあくまで装備で決まります。レベルが上がると艦のHPも増加していく、といった理不尽さはほぼありません。
マニューバーは、例えばハッキングや命中率アップ、主砲を複数目標に斉射などなど、どれも艦の特殊なチューニング、訓練のたまもの、もしくは艦長の才能で説明できるものばかりです。戦闘中うまいタイミングで使えば大きな効果がありますが、補助以上のものではありません。何が言いたいかというと、魔法とは異なります。
艦を一から設計することはできません。出来合いの艦の「砲塔」や「エンジン」「装甲板」といったスロットに、何を装備していくかの選択になります。パーツ1個1個の配置場所まで自由にカスタマイズできたStar Furyに比べるとシンプルですが、それでもパーツの選択肢が豊富で悩みがいはあります。武装を射程の長いビーム兵器にするか、強力だが短射程のプラズマ兵器か、エネルギー消費の少ないレールガンか。どの砲塔にどれを積むか。サブ兵器はミサイル、魚雷、ショックウェーブのどれにするか。シールドのタイプは、補助装備スロットには何を積むか、載せるオフィサーは誰、などなど。積んだ装備によって使えるマニューバーも変わってきます。たくさんのパーツとマニューバーのおかげで、いろいろなスタイルの戦い方を見つけていく自由度があります。
書き忘れましたが、ありません。
一般:
金儲け:
http://www.outofeight.info/2010/12/starpoint-gemini-review.html
さて、v1.0.0.3でメインシナリオをしばらく遊びました。プレイするうちに、初見ではわからなかった不親切さ、作りこみが荒い部分など、悪い面は確かに見えて来ました。対処法を知らない限りゲームをまったく進行できなくなる致命的なバグもありました(ジャンプバグ、v1.0.0.4で修正済み)。ですが。ですがそれ以上に楽しくなってきました。この楽しさがゲーム終了まで持続するといいなあ。
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座礁した船にクルーを送り込み、壊れたエンジンを修理してあげるフリーランスミッション。クルーが船外活動を行う場合は、右下にムービーが再生される。 |
メインシナリオについて
わざわざメインシナリオ(Starpoint Gemini)とフリープレイ(Life Goes On)をわけてあるので、メインの方は自由度が相当制限されているのではと心配でした。でもそれは杞憂でした。ミッションの合間に、豊富に自由行動時間があります。次のミッションが開始されるトリガーは明確に示されますから(○○というステーションへ行け)、それを避けている限り好きに遊べます。ミッション遂行中でも行動の縛りはゆるめで、道草もある程度可能です。時間制限のあるミッションも見ていません。
ストーリーミッションは、仲間との共同作戦がほとんどです。序盤から複数隻が入り乱れて戦うミッションが続き、カットシーンやスクリプトイベントを多用して、単調にならないよう工夫されています。こういったスペースSFもので、エイリアンがまったく登場しない、人間だけの物語というのはわりと珍しいですね(そのうち登場するのかもしれません)。声優の棒読みに加え、登場人物がマンガ的に軽口を叩きまくるのであまり緊張感はありませんが、 Stasis Rift(主人公が浦島太郎化する原因となった異常現象)にまつわるお話が、よくある帝国からの独立運動ストーリーにスパイスを加えています。
以前ノーマルでも難易度が非常に高いと書きました。でも、これは本当の序盤だけの話でした。オープニングの後しばらくは、自艦が弱すぎて逃げ回るだけの戦闘ですが、船を乗り換え装備をそろえていくと、積極的に戦えるようになります。金や経験値に関しても、いわゆる「苦行」を繰り返さなくても自然とたまっていきます。けっして簡単なゲームではありません、戦術や相手を間違えるとあっさり撃沈されますが、戦闘中以外いつでもセーブできますし、難易度選択も可能なので、特に苦にはなっていません。
放浪ゲームとしてどうか
ストーリーを離れて、何ができるか。自由に行動する面白さがあるか。
ストーリーミッション以外でできることとして、最大のものは、ステーションで受けられる数百個のCommision(フリーランスミッション)になるでしょう。ランダム生成ではなく手作りということですが、しかしまるでランダム生成されたかのような、単純なお使い仕事ばかりです。数種のパターンの繰り返しで、凝ったストーリーミッションとは比較になりません。目的地への移動も含めて、早ければ1分かからず完了してしまいます。報酬は口座に自動振込みで、ミッション完了通知すらないあっけなさです。でもそのあっけなさが、サクサク進むテンポのよさを生み出しているのも確かで、金を稼ぐ手段としては有効です。 依頼主・ターゲットの所属によって各勢力の好感度が上下しますから、こなしていく意味はあります。ただそれ自体が面白いかとなると、そうはなっていません。
ゲームの舞台であるGemini星系は51個のセクターから構成されます。ひとつひとつのセクターは端から端まで高速船で1分かかるかどうか。この手のゲームでは狭い方でしょう。でもセクターごとの区別は、付けられている方だと思います。背景テクスチャーが異なるだけでなく、ネビュラやアステロイドベルト、アノマリー(異常現象)の配置が風景に変化を与えています。売っているパーツ、船、依頼も異なり、特定の場所でしか起きないイベントもたまにあります。 セクターを探索すれば、あちこちに鉱石を含むアステロイド、物資を積んだままの残骸やコンテナが漂流していて、これらは馬鹿にできない収入源となります。
Gemini星系に群雄割拠する10数個の勢力は、同盟/敵対しあって複雑にもつれあい、それぞれが主人公に対する好感度を持っています。どの依頼を受けるかなどによって好感度が変化し、高くなれば味方、低くなれば敵になります。セクターからセクターへ旅すると、セクターの支配勢力が変わり、 行き交う船のデザインが変わり、ステーションへの道すがら目撃する小競り合いの参加勢力も変わります。小競り合いの発生はあくまでランダムで、それによって勢力図が変わっていくような複雑さは一切ありませんが、それにしてもSPGの宇宙はとてもにぎやかです。あちこちのセクターを飛び回りながら世界を見て歩く楽しさは、事前に思っていたよりもあると感じました。
交易に関しては、正直言って現段階ではまともに機能しているかどうか微妙です。あるものをどこで売れば儲けが出るのか、さっぱりわかりません。一切のヒントが与えられないので、自分で情報を集める必要があります。そこで問題となるのがインターフェースの不親切さです。交易品リストには値段が表示されておらず、その品物の宇宙全体での平均価格を知るには右クリック、そのステーションでの買値、売値を知るには実際に売買ウィンドウを表示させる必要があります。これを各ステーションごと、数十個の交易品についてすべてメモしていかないと、有効な交易ルートがわからないというのはいくらなんでも。しっかりとした経済システムが背後に動いているならそれでも研究しがいがありますが、残念ながら値段は、セクターがロードされるたびにランダムで決定されているようです。ある程度の法則性はあるにしろ。
そんな状態なので、拾った品を処分する目的以外では、交易システムはほとんどさわっていません。一応、トレードステーション(普通のステーションではな く)では一部の品が平均価格以下で買える可能性が高いこと、それを大型船に大量に積みこんで他で売りさばけばそれなりに儲かることはわかりました。 交易品売買でも経験値が入るので、商人プレイも不可能ではないと思います。しかし面倒すぎる。戦闘艦なら、同じ額を稼ぐのに、フリーランスミッションや戦闘の方がずっと手軽で早いです。
全体として、ストーリーの合間の息抜き、もしくは強化目的でこなしていく分には、わき道に逸れてもしばらく退屈しないだけのコンテンツがあると思いました。ですが放浪のみを楽しもうとすれば、フリーランスミッションと交易という二大要素がどちらもいまいちなため、飽きは早いかもしれません。SPGのフリーローミング的な要素は、あくまでサブと考えた方がいいのかなと思います。そこらへんは今後のパッチなり拡張パックなりで改善していって欲しいです。
戦闘は大好き
戦闘は面白い! 最初はまあこんなもんかという感じでしたが、ゲームを進めてできることが増えるにつれ、大好きになってきました。Star Furyの楽しさ再びという感じです。
インプレの繰り返しになりますが、このゲームの戦闘は帆船同士の砲撃戦を扱ったゲームとよく似ていまして、ジョイスティックなどで操作する一般的なスペースコンバットシムのそれとは全然違います。移動はマウスで向きと速度をクルーに指示する形ですし、敵の攻撃は右クリックでロックオンしたら後は自動照準です。パイロットとしての操縦技術ではなく、艦長としてのうまい指示出しが求められる戦闘になっています。
敵が反撃できない背面に回りこみ、後部シールドをハッキングして無効化、無防備になったところに一斉射撃してエンジン破壊、動けない敵の砲塔をひとつひとつ破壊しつつ……というような、次の一手を考えながらの込み入った戦いがたまりません。クローキングで姿を消したり、兵士を乗船させて乗っ取ってしまったりと、いろいろできて飽きません。小型艦でもスピードと戦い方しだいで、大型艦を倒せるのも好きなところです。敵AIの動きにも特にお粗末だと感じる部分はなく、ちゃんとしていると思います。
ただ、全部で30種類もあるマニューバーがなぜか同時に5個までしか使えない(クィックスロットの枠が5個しかない)という巨大すぎる欠陥を筆頭に、インターフェース面で改善して欲しい点はたくさんありますが……。
戦闘はどのぐらいRPG的か
このゲームには経験値とレベルという、この手のゲームではあまり見ない要素があります。そこが気に入らないからSPGは買わない、俺は純粋に艦のスペックと技術で勝負したいんだ、という意見をネットで何度か読みました。でもレベル上昇による強化は、マニューバーの効果と、Perkによってダメージなどにボーナスが多少つくぐらいです。艦の強さはあくまで装備で決まります。レベルが上がると艦のHPも増加していく、といった理不尽さはほぼありません。
マニューバーは、例えばハッキングや命中率アップ、主砲を複数目標に斉射などなど、どれも艦の特殊なチューニング、訓練のたまもの、もしくは艦長の才能で説明できるものばかりです。戦闘中うまいタイミングで使えば大きな効果がありますが、補助以上のものではありません。何が言いたいかというと、魔法とは異なります。
自艦のカスタマイズも楽しいです
艦を一から設計することはできません。出来合いの艦の「砲塔」や「エンジン」「装甲板」といったスロットに、何を装備していくかの選択になります。パーツ1個1個の配置場所まで自由にカスタマイズできたStar Furyに比べるとシンプルですが、それでもパーツの選択肢が豊富で悩みがいはあります。武装を射程の長いビーム兵器にするか、強力だが短射程のプラズマ兵器か、エネルギー消費の少ないレールガンか。どの砲塔にどれを積むか。サブ兵器はミサイル、魚雷、ショックウェーブのどれにするか。シールドのタイプは、補助装備スロットには何を積むか、載せるオフィサーは誰、などなど。積んだ装備によって使えるマニューバーも変わってきます。たくさんのパーツとマニューバーのおかげで、いろいろなスタイルの戦い方を見つけていく自由度があります。
マルチはありません
書き忘れましたが、ありません。
TIPSのようなもの
一般:
- Alt+Enter でフルスクリーン/ウインドウを切り替えます。
- チュートリアルをクリアしないと、他のシナリオを開始できません。チュートリアルを飛ばしたい場合は
..\Starpoint Gemini\GameConfiguration.cfg をメモ帳で開き、
NewGameStatus: の欄が 0 となっているはずですから 1 とします。 - 会話はウインドウをクリックすることでどんどんスキップできます。
- 会話のログ機能はありませんが、Lキーで開くログブックに、ストーリーの進展が詳しく記録されています。
- 戦闘モードをオンにすると、艦の最大スピードが少し低下します。非戦闘時はオフにしておきましょう。
- T-Driveを積むと、セクター内の好きな場所へジャンプできるようになります。現在使用可能かどうかは、Tabで開くセクターマップ右上に表示されています。
![]() | ![]() |
セクターマップ右上のT-Driveボタン。上部の緑のドットはエネルギーの充填状況。 | 赤で丸をつけた二つの灰色の物体がカーゴボックス。慣れないと肉眼での発見は難しいかも。 |
金儲け:
- こなしたフリーランスミッションは、しばらくしてからセクターに入り直すと復活している場合があります(ランダム)。
- 難破船(derelict)の配置場所はランダムです。
- コンテナは、破壊して中身を取り出してください。ただ、船と同様に所属勢力があるので、その勢力への攻撃扱いとなります(好感度が下がる)。破壊すると、 カーゴボックスが現れます。これをロックオンしてスキャン、内容物をSelect All、さらにTransportで中身を回収できます。
- カーゴボックスは、コンテナから回収する以外に、破壊された船が落とすことがあります。ステーション周囲など、NPC船同士の戦闘が頻発するエリアによく落ちています。肉眼では非常に発見しづらいですが、レーダーにグレーのアイコンで表示されるので探してみてください。拾っては中身を売っていると、地味に儲かります。
- アステロイドの採掘には専用の機材(Mining Equipment)が必要です。ステーションで売っています。
- 兵士を送り込んで乗っ取った船は、グラップリングビームでステーションへ曳航していくと、高値で買い取ってくれます。その船に乗り換えてしまうこともできます。
- Distress Callは、実際に効果範囲内に味方か中立艦がいないと使えません。
- 艦のアビリティは、マニューバーとは違ってエネルギーを消費しません。
- 敵の移動を完全に止めるには、エンジンだけでなくスラスターも破壊してください。
- ダメージを与えた/受けた時、ランダムにクリティカルヒットが発生します。発生した場合、どれかのパーツが一時的に機能しなくなります。一定時間たつと回復します。パーツの破壊とはまた別です。
- タクティカルウィンドウで砲塔をクリックすると、そこに積んだ武装をオンオフできます。
- 転送装置(Transporter)を装備した船で、敵をロックしてからTransportボタンを押すと、クルー(兵士)を送り込むことが出来ます。敵艦クルーとの戦闘に勝利すれば乗っ取り成功。乗っ取りで死んだ兵士は、どこかにドックすると自動補充されます。
- 乗っ取りは途中キャンセルできます。乗っ取り進行状況ウィンドウに小さなキャンセルボタンがあります。
- 武器グループキー(1~5)、フリートコマンド(F)など一部のキーはまだ機能しない?
- 搭載中のパーツのHPが、艦のHPにプラスされます。
- パワーコアが生み出すエネルギー総量から、兵装などが消費するエネルギーを引いた残りが、マニューバーを使うためのエネルギーとなります。
- クローキング、修理用のナノボットは、艦に搭載した上で、関連するマニューバーを習得しないと使えません。
- 各スロットには、搭載できるパーツのクラス制限があります。必ずしも高い船が高クラスのパーツを積めるとは限りません。
- シールドには、それぞれ相性のいいダメージ属性があります。前後左右を同じ属性でそろえると、ボーナスがつきます。
- ミサイル、魚雷、ショックウェーブはサブ兵器という扱いになり、搭載するには専用の砲塔が必要です。すべての砲塔に載せられるわけではないので注意してください。
- 雇ったオフィサーの持つマニューバーは、あなたのマニューバーレベルに直接プラスされます。例えば、Burst のマニューバーを持つオフィサーなら、あなた自身の Burst が+1されます。習得していなければ、レベル1で習得済みになります。レベルを上げる必要ポイントは1段階ごとに1ずつ上がっていきますから、オフィサーのおかげで1上昇していたマニューバーをさらにレベルアップし、その後にクルーを解雇した場合、ポイントを1点損することになります。
- 船を乗り換えるとき、元の船は自動的に下取りに出されます。現在の所持金が買いたい船の価格に足りなくても、これのおかげで買える場合があります。持っていたパーツ類はすべて新しい船に自動的に載せかえてくれます。失うものはありません。