Frozen Synapse Beta版
初期Betaの時点でマルチが面白いと話題を集めていたFrozen Synapseが、もうすぐ発売だそうです。現在、公式サイトにて期間限定のセール中。クーポンコード「STANCHER」を入力すると30%オフで予約できます。特典が不要なら$18.19(いつもは$26)。MODDBより。
予約すると:
どんなゲームか:
ではなにがあるかというと、駆け引きと読み合いです。Combat Missionのような同時行動制を採用しています。1ターン(5秒)は、計画フェイズ(Planning Phase)と、実行フェイズ(Outcome)にわかれます。まず計画フェイズで、次の5秒間の行動をプロットしたら、実行フェイズで敵と命がけの答えあわせ。命令インターフェースが良くできており、出せるコマンドも豊富です。
マップ構造、初期配置はランダムに決まります。ですがいったんゲームが始まると、読み合いに水を差すランダム性はありません。同じ武器を持つもの同士が撃ち合ったとき、勝敗を決めるのは、どっちが先に撃ちはじめたか。それだけです。カバーをうまく使い、動きを止め、あらかじめ武器を構えて狙いをつけていた側が必ず勝ちます。5種類の武器の特性を把握してしまえば、あとは純粋にプランの出来不出来の勝負になります。
ストラテジーゲームと言うよりは、リアル系FPSのマルチを遊んでいるかのような単純さ、スピード感、緊張感。まだシングルしかやっていないんですが、これでマルチをやったら確かに面白そう。
修正履歴:
2011/05/14 記述がひどく矛盾していたので、間違いとともに直しました。
2011/05/21 トリップマインはシングルでイベント的に登場するだけで、自分では使えない模様。
2011/05/26 わけのわからないゲームを例えに出しても無意味でした、削除。
2011/06/05 パズルモードに関する記述が公式から消えていました。
予約すると:
- ほとんど完成版に近いBeta版を、いますぐ遊べる(シングル/マルチ)
- 1本でシリアルキーがふたつついてくる
- 将来Steamでの発売が決まっているが、その際には、公式サイトで購入した人でもSteam登録できるように取り計らってくれるらしい
未来都市Markov Geistを支配する巨大企業Enyo:Nomad。対する抵抗組織Petrov's Shardの武器は、人造兵士Vatformとその頭脳、つまりあなた。設定はたぶんそんな感じです。抽象化された銃撃戦で、次の5秒を読み合うシンプルなストラテジーゲーム。マップはランダム生成。AIはそこそこ賢そう。あと音楽が素敵。 |
どんなゲームか:
- キャンペーン サイバーパンクなストーリーつき。全55ミッション。目標はVIP警護から暗殺までさまざま。ひとつのミッションはすぐ終わり、次のミッションに引き継がれるものもありませんが、マップの大部分がランダム生成されるため、リプレイ性は高い模様。ハイスコアを競ったりも可。
- スカーミッシュ 自由に条件を指定して戦闘。モードは殲滅戦のみ。
パズル 手作りの固定マップで遊ぶ? 現在のBetaには見当たりません。- マルチプレイ 多彩なゲームモード。普通のゲームのマルチとは異なりPBEMのようなスタイル。複数マッチの同時進行が可能。
- マップエディター
- リプレイを動画(.ogv)で簡単保存、Yutubeに即座にアップ
ではなにがあるかというと、駆け引きと読み合いです。Combat Missionのような同時行動制を採用しています。1ターン(5秒)は、計画フェイズ(Planning Phase)と、実行フェイズ(Outcome)にわかれます。まず計画フェイズで、次の5秒間の行動をプロットしたら、実行フェイズで敵と命がけの答えあわせ。命令インターフェースが良くできており、出せるコマンドも豊富です。
マップ構造、初期配置はランダムに決まります。ですがいったんゲームが始まると、読み合いに水を差すランダム性はありません。同じ武器を持つもの同士が撃ち合ったとき、勝敗を決めるのは、どっちが先に撃ちはじめたか。それだけです。カバーをうまく使い、動きを止め、あらかじめ武器を構えて狙いをつけていた側が必ず勝ちます。5種類の武器の特性を把握してしまえば、あとは純粋にプランの出来不出来の勝負になります。
ストラテジーゲームと言うよりは、リアル系FPSのマルチを遊んでいるかのような単純さ、スピード感、緊張感。まだシングルしかやっていないんですが、これでマルチをやったら確かに面白そう。
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スカーミッシュのプレイ例。味方1、2は、中央の部屋にとどまっていると、敵3のロケットランチャーで壊滅するはず。そこで、味方1は敵1を横目に右上の部屋へ走りこむ。振り返って敵3を警戒、2秒経ったら左を向いて敵1を警戒。味方2は近くの窓へ走り、敵3の方角へ壁の反射を使ってグレネードランチャー発射。そして下方向へ逃げる。実はマップ左下にもうひとり敵2がいるんですが、ショットガン持ちで距離があるため、今は無視。 このプランでうまく行くでしょうか。こわごわ実行ボタンを押してみると。 |
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5秒後。予想通り、敵3は角を曲がってロケット発射。窓から飛び込んできたロケット弾が、反対側の壁を粉々に吹き飛ばした。でもその頃には部屋は空っぽです。味方1は、敵1のマシンガンの狙いが定まらないうちに、右上の部屋へ到着。味方2もグレネードを撃って逃走済み。右の爆発はそのグレネード、通りを染める血は敵3のもの。 爆発に吸い寄せられるかのように、敵1が近づいてきて、いまや左を警戒している味方1の射界に入る。敵1が歩みを止める。あわてて銃を構える。トリガーにかかった味方1の指に力が込められる。ここで5秒終了。次の5秒で敵1を確実に仕留められます。プランがうまくいったときは、自分が天才戦術家に思えてなりません。 |
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数ターン後。唯一残ったショットガン持ちをふたりで追い詰める。ショットガンは短射程ですが、撃ち出しが早く屋内では脅威。AIはそれをよく理解しているらしく、部屋に篭ったままこちらの射界に出てきません。仕方なく味方2がグレネードを撃ち込み続けますが、それも器用に回避する始末。 結局、味方2はありえない凡ミスで自爆死。味方1は後半終始うろうろしていただけで、時間切れゲーム終了となりました。圧倒的有利だったはずなのに。さすがは天才戦術家。 |
修正履歴:
2011/05/14 記述がひどく矛盾していたので、間違いとともに直しました。
2011/05/21 トリップマインはシングルでイベント的に登場するだけで、自分では使えない模様。
2011/05/26 わけのわからないゲームを例えに出しても無意味でした、削除。
2011/06/05 パズルモードに関する記述が公式から消えていました。
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